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betterdays

子供じゃあるまいし

今年のお盆は、退屈この上ない。





姑ダウンで、姑の自宅は留守。





姑宅で、お坊さんお参りスタンバイ。










明日のお盆行事日程も、今日にまとめてやってしまい、早く自分の家に帰りたい。





姑宅の地元で長く暮らす、手伝ってくれている高齢の女性に、「前倒しは、ダメですかね?」と聞いてみた。





「いいんと、ちがいますか」との答。そのほうが、彼女も省エネ。










が、早く家に帰りたい、なんて、子供じみたことは言えないし、(自分ちで何がしたいわけでもないのに)





「そんなことは家の主(あるじ)が決めること」と、夫にも反対された。










で、今は、行事と行事の間の時間待ち。










退屈で退屈でしかたない。こんなに退屈なものだったっけ?





お盆って、そうやって、里帰りしてきたご先祖様と、のんびり対話するためにあるのかも知れない。










しかし、ご先祖様で実際に知っているのは二人だけ。





しかも、二人とも、あんまり、話らしい話はしたことがない。





宗教心などほとんどない、血のつながらない嫁の私にとって、仏さん行事は、義務以外のなにものでもない。










気持ちが入らないのは、けしからんのだろうけれど。





でも、いちおう、義務は果たします。





とりあえず、イエの嫁であるという認識はありますので。










若いピチピチの新人嫁でもない、ひねたトウのたった嫁は、かわいくもなんともない。





なんといっても、もう、名実ともに、おばあさんだから。





おばあさんには、おばあさんの収まりどころというものが、あるはず。










でも、(跡取りが自分たちではない)核家族、都会の家は、また別の収まりどころがあるのだろうか。





自由と引き換えに、自立、個人主義。





それはそれで、それぞれに良い面も良くない面もある。





なんだって、どんなことだってそうだ。
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